miromiro07の日記

海外ミステリー&ファンタジー大好き!

8月19日生まれの偉人:ココ・シャネル ― 女性を解放したファッション革命家

1. 幼少期と波乱の人生の始まり

ココ・シャネル(本名:ガブリエル・ボヌール・シャネル)は1883年8月19日、フランス西部のソミュールに生まれました。
幼い頃に母を亡くし、父は蒸発。孤児院で育ったシャネルは、そこで修道女たちから裁縫を学びました。後に「孤児院の質素な制服」が、彼女のシンプルで機能的なデザイン感覚に影響を与えたと言われています。

 

 

 

2. 「ココ」の由来とキャバレー時代

若い頃、シャネルは歌手としてキャバレーに立ち、舞台で歌った曲「Ko Ko Ri Ko」などから「ココ」という愛称で呼ばれるようになりました。
当時の彼女は裕福な男性たちと交流を持ち、そこから社交界に進出していきます。やがて「ただの愛人」ではなく「自らの力で成功する女性」を目指すようになりました。

 

 

3. ファッション界への挑戦

シャネルはまず帽子デザイナーとしてキャリアをスタート。1910年、パリに帽子店「シャネル・モード」を開き、シンプルで洗練されたデザインが評判となります。
その後、洋服デザインにも進出。当時の女性服はコルセットで体を締め付ける豪華なドレスが主流でしたが、シャネルはニット素材を使った「着心地のよい服」を提案。動きやすく健康的なスタイルは「女性を解放した革命」と称されました。

 

 

4. 代表作とファッション革命

シャネルが生んだアイコニックなデザインは数多くあります。

  • リトル・ブラック・ドレス(LBD)
    黒を喪服ではなく「モードな色」として定義し直した。シンプルなのにエレガントで、今も女性の定番。

    1958年 ココ・シャネルのストラップレスのイブニングドレス、黒のレースとベルベットのサッシュ
  • シャネル・スーツ
    ジャケットとスカートのセットアップ。肩パッドを使わず、しなやかなツイード素材で仕立てられ、女性が職場や社交の場で自立した存在感を放てるように

    ココ・シャネル作スーツ、1955年頃、ウール、シルク - カナダ、モントリオール、モード美術館 -
  • シャネルNo.5(1921年発売)
    世界で最も有名な香水のひとつ。「女性の香りがする香水を」というシャネルの言葉から誕生。マリリン・モンローが「寝るときはシャネルNo.5だけ」と語ったことでさらに伝説に。

  • シャネル CHANEL NO.5 100ml EDP SP オードパルファムスプレー[平行輸入品]

5. 戦争と復活

第二次世界大戦中、シャネルは一時ファッション界を退き、ホテル・リッツに滞在しながらドイツ将校と関係を持ったことで戦後は批判を浴びました。しかし1954年、70歳を超えていた彼女は再びパリでコレクションを発表。
当初は冷淡な反応を受けましたが、アメリカ市場で大成功を収め、シャネルの名声は再び輝きを取り戻しました。

シャネルのオートクチュールスーツ、カシミアのロング コートとそれに合うドレス。1960 年頃、ココ シャネルがデザイン。

 

6. 晩年と遺産

1971年1月10日、シャネルはパリのホテル・リッツの自室で亡くなりました。87歳でした。
彼女が遺したデザイン哲学は、今も「シャネル」というブランドに息づいており、世界中の女性に影響を与え続けています。

 

 

まとめ

ココ・シャネルは単なるファッションデザイナーではなく、社会の価値観そのものを変えた人物でした。
彼女の言葉「ファッションは移り変わるが、スタイルは永遠」は、今もなお多くの人々に語り継がれています。

 

 

ココ・シャネルという生き方 (新人物文庫 や 1-1)

 

 

ココ・シャネル 女を磨く言葉 (PHP文庫)