miromiro07の日記

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🏺5月9日生まれの偉人:ハワード・カーター ~ツタンカーメン王の扉を開けた男~

眠れる王の眠りを破った考古学者

1874年5月9日、イギリスに生まれたハワード・カーターは、誰もが一度は耳にしたことのある「ツタンカーメン王の墓」を発見したことで、世界中にその名を轟かせた考古学者です。
彼の発見は単なる古代遺物の発掘にとどまらず、20世紀最大の歴史的快挙とも言われています。

 

ナショナル・フォト・カンパニー・コレクション(議会図書館)

 

少年時代の夢は「絵描き」

実はカーター、幼少期から絵が得意で、エジプト学に関心を持ったのも、発掘調査に同行しスケッチを担当したことがきっかけでした。
特にヒエログリフや壁画の記録画でその才能を発揮し、やがて自らも発掘の陣頭指揮を執るようになります。

 

 

長年の努力、そして奇跡の発見

20年以上にわたってエジプトの砂漠を歩き続けたカーター。
1922年、ついに彼の努力は実を結びます。王家の谷の一角で、「完全な状態で保存されたファラオの墓、それも若き王ツタンカーメンの墓を発見したのです。

この瞬間、世界は騒然となり、カーターの名は一躍有名に。美しく装飾された黄金のマスク、宝物の数々――かつて誰も見たことのない古代の世界が、現代に甦った瞬間でした。

 

ツタンカーメンの墓が開かれる.JPG ハワード・カーターは、エジプトのルクソール近郊にあるツタンカーメン王の 墓の最も奥まった場所を公開した。カーターの水汲み係の一人が、そこへ続く階段を発見した。 タイムズ紙独占記事

 

名言「素晴らしいものが見えます」

墓の内部を初めて覗き込んだとき、出資者カーナヴォン卿から「何が見える?」と問われたカーターは、こう答えました。

「Wonderful things(素晴らしいものが見えます)」

このシンプルで美しい一言が、カーターという人物の感性と興奮を物語っています。

 

 

その後の人生と遺産

カーターはその後も多くの発掘に携わりましたが、ツタンカーメンの発見を超えるものには巡り合いませんでした。
晩年はロンドンで静かに暮らし、1939年に亡くなりました。彼の墓碑にはこのように刻まれています。

「May your spirit live, may you spend millions of years, you who love Thebes, sitting with your face to the north wind, your eyes beholding happiness.」
(あなたの魂が永遠に生き、テーベを愛したあなたが北風に向かって座り、幸せを見つめられますように)

 

 

🌟まとめ

ハワード・カーターは、夢と探求心が歴史を動かすことを証明してくれた人物でした。
時代を超えて語り継がれるその功績は、今も私たちに「失われた世界への扉を開けることは可能だ」と教えてくれます。